玉英堂彦九郎のとらやき [食べ物]
うちの会社の役員の1人が、人形町の「たまひでどう」のどらやきがうまい、と言っていたので確認に行ってみた。
人形町甘酒横丁の角にその店はある。 正式な店名は「玉英堂彦九郎」。近くに親子丼であまりにも有名な「たまひで」があるので、ひょっとすると関連があるのかと思ったら、その正しい呼び名は「ぎょくえいどうひこくろう」。
勤王思想家で、幕末の志士たちに大きな影響を与えた人物に、寛政の三奇傑のひとりといわれる高山彦九郎がいて、彼が酒を飲んでいたのが「玉英堂」という茶屋であったようです。昭和29年に東京に移ってきたとのこと。これが分かったのは後になってからなのだが、そういえば何で「水無月」を売っているのだろう、と思っていたのだが、元は京都なら、理解できる。
さて、どらやきだが、正式名称は「とらやき」、漢字では、「虎屋喜」(正しくは七3個)。
包装されている様は普通のどら焼きと比べて、回りの焼き具合がやや薄いよう。
包装をといてみると、包装紙のせいで焼き目がはがれ、虎っぽくなった。
焼き目が薄いので、普通のどら焼きよりフワフワした食感。餡子も甘さ控えめで、どら焼きは「うさぎ」が一番かと思っていたが、こちらの「とらやき」も美味でございました。
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どらやきはどこにでもあるけど、これは珍しいですよね。
ふんわりしていて、とてもおいしそう^^
by 海 風 (2010-07-17 00:16)