稲荷寿司なのに豆狸 [和食]
東京駅のグランスタではいろいろなものが売られているが、その中に「豆狸」と言う店がある。大阪の「キタ」を発祥とするいなり寿司の専門店である。他にもエキュートや百貨店に店がある。実はここのいなり寿司はお気に入りでちょくちょく買っている。ひょんなことからグランスタを通ったため、ついつい五目いなり寿司を買ってしまった。
写真にしてみて改めて思うが、いなり寿司は見るからにうまそう、という類の食べ物じゃない。でも美味いんだな、これが。
油揚げはジューシー、中はいろんな具が交じり合っていて、ほどよい調和が取れている。そんなに大きくないので、6個ぐらいは食べてしまう。
「稲荷寿司の形が小狸に似ているところから、豆狸と命名しました。」とホームページに書いている。いなり寿司は稲荷寿司であって、狐は油揚げが好物だという言い伝えからそう呼ばれているけであるが、ここのお店は何故か、狐ではなく狸と勝手に命名してしまっている。洒落で付けたということであろうか。ちょっとへそ曲がりっぽくて面白い。
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