池袋の老舗TAKASEにてモンブランを思う

池袋東口駅前のど真ん中といっていいところに「TAKASE」というパン屋さんがある。正確には洋菓子店らしい。

ここはなんと大正９年創業。歴史があるわけだ。１階にはショーケースが並んでおり、２階、３階、９階には喫茶コーナー、レストランなどがある。１階の奥にセルフサービス型のカフェができていたので、いってみた。

お店としてはイタリアントマト系の感じ。ケーキセットを注文。ケーキはモンブラン。飲み物はカプチーノだ。

モンブランはなかなかうまい。カプチーノも表面に絵が描かれている。座席はゆったりしていて、圧迫感がない。ゆっくりとくつろぐにはなかなかよさそうなところ。

モンブランはMont Blancで「白い山」の意味。その割には、マロンペーストで茶色がベースになっているのはどうしてか。その答えはスイスに行った時にわかった。

標高があまりにも高いので樹木が生えないのだ。したがって、岩肌が丸だしになっていて、茶色の感じになる。そこに雪がかぶさるので、よりコントラストの強い素晴らしい風景になるのだ。昔の人はその風景をケーキで表したかったのだ。スイスの地に立ち、その気持ちが少し理解できたような気がした。

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コメント 4

昔ながらのオーソドックスな感じのモンブランが美味しそうです。
by とも (2009-11-30 23:03) 

ありがとうございます。
老舗は老舗なりの良さがありますよね。
by pokopeko (2009-12-01 08:01) 

私が中学、高校の頃は、目立つ大きな店で、２階のレストラン部門が充実していたので、ハンバーグなどよく食べました。

by TaekoLovesParis (2009-12-01 09:16) 

二階のレストランは今も健在ですが、回りに押されぎみのような気がします。頑張って欲しいです。
by pokopeko (2009-12-02 07:43)